そんな製品が売ってないなら自分で作るしかない!
ということで、今回はマウスパッドにコードが接地しづらい吊り下げ式のマウスバンジーの作り方を紹介します!いくつかの既製品を組み合わせた簡単な工作なので、ぜひ試して欲しいです。
何故コードがマウスパッドに擦れてしまうのか?
まず、何故コードがマウスパッドに接地するのかというと、マウスバンジーとマウスの距離が近づいている時と離れている時で必要なコードの長さが変わるからです。※その他にも理由がありますが、一番大きい理由として挙げています。
では、この問題をどのように解決するかというと、コードの始点をマウスパッドの上空、特に自分が一番自然な状態の時にマウスを置いている位置(通称:ホームポジション)の上空に配置することです。このような配置にする事で、通常のマウスバンジーと比べマウスの可動域に対するコード長の変動が少なくなります。
しかし、上からコードを垂らす高さを確保し、コードの始点をマウスパッド上空に配置することが出来る。そんな都合のいいものってあるかな......
そうです。今からお伝えするのはカメラスタンドを用いてコードを吊るしていく方式のマウスバンジーとなります。
それでは、製作に移りたいと思います。
製作方法
今回使用する製品
まず、必要なものは カメラ用アーム、三脚マウント方式のスマートフォンホルダー、モニター貼付方式のマウスバンジー、テープ、シール剥がし液です。(このとき、カメラ用アームはアーム部が太い針金のものがオススメです)
Step.1 スマホホルダーのスポンジを剥がす!
スマートフォンホルダーには滑り止めのスポンジが貼付されています。まずはそのスポンジを剥がしてください。私は手で少しずつちぎりながら剥がしました。カッターなど刃物を用いる際は充分に注意を払ってください。
Step.2 スマホホルダーに残った両面テープと接着剤を取り除く!
スマートフォンホルダーからスポンジを取り除くと、どうしても両面テープが残ってしまいます。このままでは上手くマウスバンジーを接着させることが出来ないため取り除いてください。私はシール剥がし液を用いました(ウエットティッシュで拭き取り計2回)が、消しゴムでこすって取り除くのも良いと思います。
Step.3 スマホホルダーとマウスバンジーを組み合わせる!
次に、スポンジと接着剤を取り除いたことでクッションすることが出来なくなったスマートフォンホルダーにマウスバンジーを貼り付けます。
▲図 スマホホルダーにマウスバンジーを貼り付ける今回使用するマウスバンジーは元々モニターに取り付けられるよう接着面が細長くなっており、接着力が不十分です。そのため、外れないようにテープで補強するのがオススメです。
▲図 テープでの補強Step.4 組み合わせたものをカメラ用アームに装着する!
最後に、組み合わせて出来た物体をカメラスタンドに取り付けることで......
▲図 カメラ用アームに取付完成!
▲図 完成した例使い方
使い方は、カメラアームを曲げてマウスバンジーの始点を"自分が一番自然な状態の時にマウスを置いている位置"(いわゆるホームポジション)の上空に置いて、通常のマウスバンジーのようにコードを接続することで使用できます。
このとき、厳密にマウスバンジーの位置を設定したい方はマウスバンジーに付いている軟質ゴムの先端(図参照)をコードの始点として下さい。
▲図 コードの始点完成した吊り下げ式マウスバンジーと通常マウスバンジーの比較映像は以下のようになります。先述したように、コードの長さの変動が少ないことが実際の映像から見て取れると思います。
▲図 比較映像あとがき
以上で吊り下げ式マウスバンジーの製作方法の説明を終わります。楽しんで頂けたでしょうか。
最後に、今回のマウスバンジーを製作する際に用いた製品のAmazonリンクを乗せておきます。もし良ければ感想やコメントをお願いします!励みになります。
それでは、良きFPSライフを!
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